短編「わたしはアーティスト」でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭の短編部門グランプリ、PFFアワード2015の審査員特別賞を受賞した藪下雷太監督初の長編作品。3年間失踪していた晴人が記憶喪失となって見つかった。記憶を取り戻すため、両親や兄、友人たちが晴人のもとを訪れ、過去に晴人が実際に体験したことを再現する治療法を試みるが、晴人の記憶が戻ることはなかった。しかし、記憶が戻らない中、晴人の恋人だと名乗る翔子に対しては何度か会ううちに恋人としての時間を過ごすようになる。そんな中、「晴人は私の恋人でした」と名乗るもう1人の女性が現れる。2019年春に開催されたワークショップ「籔下雷太監督?映画出演クラス」に参加した15人の俳優たちがキャストとして参加。